2015.02.27
先日営業マンと同行して、お客様の所へ外壁塗装のお打ち合わせをしに行きました。
お打ち合わせをさせて頂いたお客様はハッキリとしたご希望をお持ちだったので、
ご相談を伺うこちらの方も、とても進めやすかったです。
外壁塗装は色を迷われる方がとても多いのですが(大きな面を塗るのですから当たり前ですね)、
色を選ばれるときには何点か注意がございます。
まずは、彩度(鮮やかさ)を上げすぎないこと。
ご自分のお家だけ彩度(あざやかさ)を上げすぎると、景観(町並み)を損ねてしまいます。
原色に近いような色合いは『騒色(そうしょく)』と言って、騒音と同様、ご近所にもご迷惑をお掛け
することになります。
少し前ですが、ある漫画家のお家が景観を損ねるとご近所の方から言われ、問題になりましたよね。
それから色の見本で選ばれる場合、小さい面で見た場合と、大きな面で見た場合とでは、
色の明度(明るさ)と彩度(鮮やかさ)が違うと言うことです。
これは面積比によるもので、大きな面積になると明るく感じ、鮮やかさも出てきます。
そして色合いですが、暗い色になると家が小さく見え、明るい色は家が大きく見えます。
この場合は、進出色と後退色のためです。
車の例で言えば、白い車は近くに見え、青や黒の車は遠くに見えるのと同じです。
雨戸の色は勿論のこと、窓のサッシの色や玄関の色なども、外壁塗装の色を決める際には
考慮しなければならない点です。
我が社の場合、お客様のお家を写真撮影させて頂くことで、お好みの色合いで仕上げると
どのような感じになるのかを見ることができる『外壁シミュレーション』をお作りしています。
細かい色番号までは指定できませんが、これでだいたいのイメージを掴むことができます。
外壁シミュレーションの一例を挙げますと・・・
全体を単色で塗った場合と、ベランダとポーチ柱だけ別の色で塗った場合と数点作成しました。
塗装色が濃い場合と薄い場合とでは、印象が違って来ることがわかります。
最終的にはシミュレーション2で、決定しました。
そして塗装後には、門扉交換のご用命も頂きました。
外壁塗装をお考えで『外壁シミュレーション』をご希望のお客様は、メール又はフリーダイヤルで
お知らせください。
shimu