2013.03.26
春になると社員は近くの病院に、定期検診を受けに行きます。
年齢を重ねていくと、今まで何ともなかったところが「要検査」になったり、数値が急激に上がっていたりします。
でも数値を見ただけでは、どこがどうなのか?よく分かりませんでした。
そこで、検査結果のチェックポイントを挙げてみます。
■血液検査のチェックポイント
自分が貧血かどうかを判断するには、
血色素量(ヘモグロビン)を見る。だるい・息切れがするなどの貧血の症状に合わせ、血小板が低下している場合は要注意! 最悪の場合、肝臓病や白血病を発症している恐れがあるため、必ず再検査を受ける。◎ 改善方法
貧血を引き起こす原因は、主に栄養失調・栄養不足のため、適切なエネルギー・タンパク質、鉄分が含まれた食事を摂取することを心掛ける。
■肝機能のチェックポイント
γ-GTP量が多い方は、お酒の飲み過ぎ・油のとり過ぎが原因。普段の食生活を見直す。
GOTが基準値を超えている場合は危険! 肝機能障害は一度発生すると元には戻らず、その後肝硬変などの重い病気に進行していく可能性が高く、放っておくと肝臓がんになる恐れがあるため
。GOTだけでなく、LDHが高い方も、がんのサインかもしれないので、改めて検査をする。
◎ 改善方法
低脂肪、高タンパク(豆腐、納豆など)のものを積極的に摂取するなど、食生活を見直すことで改善の余地は大いにある。
■腎機能のチェックポイント
BUN、クレアチニンの成分が基準値を超えてしまっている場合は、腎機能が低下している恐れあり。
腎機能が落ちていくと最終的に透析をしなければならなくなるので、手遅れになる前に早めに改善策を採るようにする。
◎ 改善方法
クレアチニンを下げるには、腎機能に負担をかけさせないことが大切。
肥満に気をつける・塩分を取り過ぎない・血圧に気をつける・体を冷やさないなどを心掛ける。
■ 脂質のチェックポイント
LDLコレステロールが高い方は、早々に生活改善を。LDLコレステロールが体に及ぼす影響は、家族的に脂質が高い方でも同じ。
逆に家族性の方は生活改善でもなかなか下がらないので薬の治療が必要になってくることも多い。
◎ 改善方法
30代・40代になると血管の伸縮性が失われていくため、脂質が高い方はさらに動脈硬化が進行して、血管性の病気、心筋梗塞や脳血管障害などに陥りやすい傾向がある。重症になる前に、まずは普段の食生活の改善から始める。
■ 血圧のチェックポイント
仕事でストレスがたまり緊張感が高くなると血圧が上がり、それが慢性的に続くと本当の高血圧症になってしまう。
◎ 改善方法
高血圧を正常化させてくれる食べ物としては、かぼちゃや梅など。かぼちゃは、中に含まれる良質な脂肪が血圧を正常にし、梅は体内機能をスムーズにし血圧を安定させる作用を持る。また、低血圧の方はプルーンを食べる習慣をつける。新陳代謝を活発にし、血液の循環を良くしてくれる。食生活を変えることで、改善できる可能性がある。
多くの問題は生活習慣、特に食生活を改善することで解消される。
~nanapi
~より
やはり基本は、食生活の改善のようです。
若い頃と違い、食べたいものを食べたいだけ食べるのは、体にかなりの影響を与えますね。
私も健康診断までのしばしの間だけでも、食生活に気をつけてみたいと思います
shimu