2013.07.30
梅雨時になると気になる食中毒ですが、今年のように猛暑日が続き、湿度も高くなる夏も要注意です。
食中毒の原因は細菌、ウイルス、自然毒などに分けられますが、細菌とウイルスで食中毒の80%以上を
占めていると言われます。
・細菌・・・食品の中で増殖する微生物。高温多湿な環境を好む物が多い。
・ウイルス・・・食品の中では増殖できないが、体内で増殖する微粒子。
気温が低くて乾燥すると活動が活発になるものが多い。
・自然毒・・・動物性と植物性があり、一例を示すと動物性はふぐの毒など、
植物性は毒キノコやトリカブトなどが挙げられる。
食中毒予防の基本となるのは、「加熱調理」と「二次感染の予防」。
また、二次感染の防止は感染者の嘔吐物などの処理に使用したタオル等の殺菌、
さらに普段からの手洗いの励行が挙げられます。
特に手洗いは、手のひら・手の甲、指・爪の間、手首までをしっかりと石けんをつけて洗うほか、
水分を拭き取ったあとにアルコール消毒を行うとさらに効果的。
このほか、食中毒による下痢の症状は、「悪いものを体の外へ出そうとする働き」であるため、
安易に下痢止めを服用しない。
~家庭薬新聞~より
夏場に生卵を食するのも、控えた方が良いと親から言われて育ちました。
また体力的に落ちている場合は、病気や細菌感染しやすくなったりしますので、
疲れた場合には休息を取ったり、無理をしないことなども重要ですね
まだまだ暑い夏ですが、なんとか乗り切りたいものです
shimu