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選択と決断

2011.06.21

 本日は、私が普段から従業員に朝礼等で言っていることを書きたいと思います。題名にもあるように『選択』と『決断』についてです。皆さんもご存じとは思いますが辞書を引くと『選択』は「複数のものから、一つ以上を選ぶこと」とあり、『決断』とは「意志をはっきりと決定すること。正邪善悪を判断・裁決すること」とあります。わたしは、この選択と決断は似て非なるものととらえています。どちらも何かを選ぶという感じだと思いますが、例えばA・B・Cの3つの行動選択肢があるとします。選択の場合はこの中からAを選んだとします。ただしBという選択肢もCという選択肢も残っているというニュアンスですが、決断の場合、同じAを選んだら、やっぱりあっちの方が良かったかもと判断がぶれないように、BとCの選択肢を切り捨てるという感じだと思っています。普段から、何かを選択したことを決断したと思っていたら、残りの選択肢を確実に思考から消し去っているかを考えてみたらいかがでしょうか。今までよりも曖昧な自分に気付くことが出来ると思います。


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