2013.02.05
おはようございます。
最近のトピックスで良く出てくる言葉の中に、
『体罰』という言葉が出てくることは、皆さんもご存じだと思います。
全日本柔道の監督が、引き合いに出され
辞任ということで収束かと思いきや、
組織そのものの体制や仕組みにまで及びそうな体を見せています。
『体罰』を辞書で引くと、
身体に対する侵害、被罰者に肉体的苦痛を与えるような懲戒
という定義だそうで、学校では一切の体罰は禁止されているそうです。
今回は行き過ぎた体罰、若しくは体罰とは何かをしっかり共有できなかった
また、行き過ぎた体罰は『暴力』になるという認識が欠落してしまっていた
ことが原因のような気がします。
私たちが子供の頃は、先生が人として生きていくために
やって良いことと悪いことを教えられ、悪いことをしたときに
回りにどれだけ嫌な思いをさせたかを、身をもって体験する
ことで、気づきを得られた気がします。それが理性なのかも・・・
どちらにしても、全て人間関係の上で成り立っているということを
実感しました。
時代が変わり、今は言葉も暴力や凶器に変わります。
感情のみ任せず、論理的に物事を進めていく能力が
必要だと感じた報道でした。