2017.09.07
おはようございます。
先日ブログでご報告した富士登山ですが、
その道のりを報告したいと思います。
その前に、私の今回の登山の目的があります。
もちろん体力作りもあるのですが、
諦めない精神力と後回しにしない気力を強化するのが目的です。
日常ですと『これでいいか』とか『とりあえず』や、
『後で』等、言い訳を作って妥協するところがありました。
このようなダレた自分自身の心の弱さを、
非日常である日本一の登山をすることで鍛え直す事にありました。
さらに今回2回目と言うことで、目標も3つ追加し、
合計で4つの目標を立てました。
①登頂成功(当たり前ですが)
②頂上でご来光を拝見する
③お鉢巡りをする
④日本一高いところ(剣が峰)登頂
以上になります。
では早速振り返ってみます。
今回の登山ルートは、前回と同じ『富士吉田ルート』になります。
途中の山小屋も多く、診療所やトイレも充実していて、
大きく4つあるルートの中では、比較的上りやすくなっています。
全体図はこのようになっています。(青いラインが登山ルートです)
今回は2日間の工程のため、途中山小屋で仮眠をとって、(赤いラインです)
翌日に山頂を目指します。
今日のブログは赤丸の山小屋までをお話ししたいと思います。
遠くから見る富士山は、壮大でつらい登山になるとは、
一緒に行くメンバーは知るよしもありません。
登山開始となる『富士スバルライン5合目』までは、
マイカー規制により、閉山されるまで個人では行くことはできません。
従って麓の駐車場に車を止めて、バスやタクシーで行くことになります。
おととし私が来たときは9月からはマイカー規制が解除されていたのですが、
毎年のように規制が強化されているようです。(外国人が多いからか?)
ということで、駐車場に止めて、バスで移動します。
バスで45分ほどで5合目に到着です。(10:00ごろ到着)
馬に乗って6合目まで楽に行けます。(帰りは乗りたくてしょうがなかった)
せっかくなので、高山に対応するため、しばし休憩し
体を慣らしていきます。
せっかくなので記念写真を
私以外は登山初心者、さらに富士山初挑戦です。
当たり前ですが、少し富士山を甘く見ています。
少し早めの昼食をとり、11:30過ぎより山小屋目指して出発です。
五合目途中までは、緩やかな下りから始まり、
登山という感じはしません。談笑しながらハイキングのようです。
しばらく歩くと、途中から登山口の分岐が出てきます。
この分岐を右に進みます。
いよいよ登りが始まりますが、比較的傾斜も緩やかな上、
地面も整地されているので、非常に歩きやすく
メンバーはこんな簡単なの、みたいな感じでした。(後々後悔します。)
1時間ほどで6合目到着です。
標高は2390m、5合目は2300mぐらいですので、
実質100m程しか上昇していません。
メンバーも、体力気力もまだまだ十分なため、
少々休憩して7合目の山小屋を目指します。
ここからは、だらだら続く上り坂になります。
キツくはなってきましたが、まだ余裕がありそうです。
少しづつ疲れが溜まってきた頃、第一の洗礼が待っていました。
坂道から、岩場に登山道が変化しはじめ、よじ登る感じに変わります。
ここから上を見ると、山小屋群がずっと見えます。
最初の山小屋で栄養補給。ここから7合目です。(標高は2700m程)
まだ笑顔がありますね。
(今回目標の山小屋『東洋館』の標高は3000m、あと300m上昇します。)
ここから、少しずつ皆の顔が笑顔から苦痛の顔に変わってきますが、
頑張ります。
そして、
なんとか到着!
登り初めて、約4時間ほどでしょうか。
まぁ、よく頑張りました。
ちなみに、この先は
こんな感じで、岩場急登がしばらく続きます。
見ているだけでも心が折れそうな感じがしますが、
夜中出発なので、山小屋休憩になります。
山小屋から見た下界。結構頑張って上ってきました。
明日が波乱になるとは・・・・
明日は、登頂までの道のりを消化します。
果たして、ご来光は拝めるのか!
乞うご期待。