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自分の命を自分で守るために①

2012.05.25

先日の利根川水系連合水防演習へ伺った際に頂いた資料の中に、『自分の命を自分で守るために』というパンフレットが入っていました。この資料は公益社団法人 日本河川協会様が出版されている資料です。

この資料には、

    1.地震に備える

    2.洪水に備える

    3.土砂災害に備える

    4.津波と高潮に備える

    5.知っていると役に立つ知識

と5つのカテゴリーについて情報が掲載されています。今回はそのうちの地震について、お知らせしたいと思います。

 

1.地震に備える

①「何時でも、何処でも、誰でも」地震に遭う。

地震は、日本全国各地で繰り返され、平穏に暮らす大地の下で、地殻の変動は絶え間なく続いている。


②地震で揺れてもあわてない。

主要動(最初の大きな揺れ)時に静止状態でいた約70%の人はほとんどケガをせずに無事でいたにもかかわらず、揺れの中で行動しようとした約30%の人に負傷事例が集中していた。揺れが収まった直後でも、あわてて避難行動を起こしたという約40%の人の負傷率は高かったと言う結果が出ている。


③2階の方が安全だ。

阪神・淡路大震災で亡くなった人の死因は『圧死』が大部分(88%)を占めており、焼死の方は約1割だった。多くは古い木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって即死している。2階建ての木造住宅の場合は屋根瓦と2階の重みで1階の柱が折れて潰れるケースが多かったが、建物が倒壊しても2階の場合は生存スペースが残りやすく、2階での死者は1階に比べて圧倒的に少なかった。


④地震の時、一人で勝手に行動しない。

阪神・淡路大震災の直後、避難場所を求めて被災地から外部へ移動する車や人の群れと、救護活動の為に被災地へ向かう消防車や救急車等がぶつかり合って大混乱し、救援活動に支障が出た。

 

これらのことから、大きな地震が起こってもあわてたり、勝手な行動をせず、冷静な対応が重要なようです。2階建てにお住まいの方で1階に就寝されている場合は、2階での就寝も考えられてはいかがでしょうか。

また地震と白アリの関係についても、阪神淡路大震災の倒壊家屋調査で、腐朽やシロアリ被害によって、強度が低下した木造家屋は、地震の被害が各段に大きくなった事が明らかになりました。

神戸市東灘区での調査によると「腐食・シロアリ被害あり」の全壊家屋は93%にも及び、「腐食・シロアリ被害なし」の全壊家屋の約4倍もの被害を受けていたことがわかりました。

健全な家屋に比べ、腐食やシロアリ被害を受けている家屋は、かなりの割合でリスクが高くなります。ご心配な方は、一度弊社の『床下無料点検』を受けられてはいかがでしょうか。

shimura


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