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自分の命を自分で守るために②

2012.05.29

前回に引き続き、今回は  2.洪水に備える  についてお伝えしたいと思います。

 

2.洪水に備える

①大雨が降ると、小さな川はすぐにあふれる。

岩手県盛岡市岩手町の横沢川は北上川に流れ込む川で、普段は川幅3M程度、深さ1Mほどもない小さな川だった。1958年の洪水以来、大きな災害も無く、災害の少ない町として自負していたが、2010年7月17日の突然の集中豪雨に、川はあっという間に氾濫し、橋が決壊してしまった。一方、北上川は雷雨が止んで4時間経過した頃から水位が急速に上昇したが、その後は水位の上昇もおさまった。


②大雨が降り続けると、夜は外が危ない

2009年8月9日の台風9号による豪雨で、兵庫県佐用町では未明から降り続き、7時には雨脚が特に強くなった。雨はさらに激しくなり、8時前後には浸水がはじまり、道路は川にようになっていた。避難勧告が出される前に家を出て避難場所に向かう途中で、濁流に呑み込まれる人達がいた。このとき、車道、県道などは全て濁流の下になっていた。


③平屋の家より、2階建ての方が安全だ。

2010年10月18日から20日にかけて、奄美大島奄美市および龍郷町では800㎜を超える大雨に見舞われた。1時間あたり130㎜を上回る豪雨の氾濫で、グループホームのお年寄りが2人亡くなられた。グループホームは平屋で、『水が流入してからわずか20分で、高さ約2メートルの天井ぐらいまで埋め尽くした』とされている。


④大雨警報が出ている時、車を運転しない。 

2010年7月15日昼過ぎから夜遅くにかけて、岐阜県の美濃地方に、1時間60㎜前後の局地的な激しい雨が降った。可児川の雨量観測所では、午後5時から6時間で238㎜の降雨を記録するという大変な集中豪雨だった。この大雨で可児川が氾濫し、付近に停車していた大型トラックや乗用車を一気に浮き上がらせ、いとも簡単に押し流した。大型トラックの数だけでも28台が流された。3.土砂災害に備える

 

今までは安心だと思っていた川でも、集中豪雨などで一度水位が上がってくると、あっという間に人や車、家屋などを飲み込んでしまう凶器となります。洪水の場合も地震の場合と同様に、1階より2階のほうがより安全のようですが、夜間の避難場所や避難の方法などについて、川のそばに住まわれている方は、家族との話し合いの時間を持つ必要がありそうです。

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  ①大雨が降り続いているときは、2階に上がる。
  ②避難する時は、親せきの家に逃げない。
  ③大雨が止んでも、半日は危険だ。
  ④危険情報が出たら、2階に上

4.津波と高潮に備える

  ①海の近くに住んでいる人は、地震が1分以上続いたら、早く高台へ避難する。
  ②時間があればさらに安全な場所に逃げる。
  ③高潮は洪水より怖い。
  ④高潮の避難勧告が出たらすぐに避難する。

5.知っていると役に立つ知識

  ①竜巻のときは、家の中でじっとしていよう。
  ②山で雷が鳴ったら川の水が増える。
  ③夕立が来たら、橋の下で雨宿りしない。
  ④台風の強い風が吹いているときは、外に出ない。

が掲載されています。 

    


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