2012.11.30
昨日に引き続き、今日は襖についてお知らせしたいと思います。
実は襖に使用されている和紙にも、畳と同様にいろいろなメリットがあります
~襖の効果~
1. 襖にも調湿作用がある
和紙には水分を吸放出する調湿作用や、アンモニア、ホルマリンなどの化学物質を吸着する作用があります。
2. 老化を防止し、目の疲れを和らげ、血圧を降下させる
和紙は有害な紫外線から肌を守り、皮膚の老化を防止する働きをします。さらに和紙を通した光は目の疲れを和らげます。また、和紙にはヒトの血圧を降下させる作用もありますので、人間に対する鎮静効果があると考えられています。
また襖紙の中には自然素材の柿渋を使ったものもあり、この襖紙は柿渋に豊富に含まれるタンニンの作用により、強い耐腐食性、耐水性、防カビ性、そして抗菌・消臭効果があります。
ところで襖の下地にもいろいろあるのはご存じでしょうか
我が家のような発砲系の量産タイプ(マンションのため)の下地もあれば、組子骨の下地もあります。
そして下地が違えば、襖紙の貼り方も違ってきます
戸建ての襖なら、組子骨の和襖
が一般的だと思います。和襖は襖紙の張り替えも簡単にでき、何度でも張り替えることができます。(“べた貼り“ではないので、“張り替え“だそうです)
新年に向けて、畳の表替え同様、健康にもいい「襖の張り替え」はいかがでしょうか
shimu