2012.11.28
「ヒートショック」と似たような言葉に、「ヒートショックプロテイン」というのがありました。
「ヒートショックプロテイン」・・・?
昨年TVでも取り上げられたようですが、私は初めて聞いた言葉でした
「ヒートショックプロテイン」とは、熱による負荷で生まれるたんぱく質のこと。
「ヒートショックプロテイン」は、傷ついた部分を直してくれる万能なたんぱく質と言われている。
体の中で起こる異常(ケガ・病気・筋肉痛)はたんぱく質の異常とも言えるが、体内のたんぱく質が外からの影響が受けないようにヒートショックプロテインが防いでいる。
ヒートショックプロテインが体に増えると疲労しにくくなり、免疫力を高める。
・・・のだそうです。
その「ヒートショックプロティン(HSP)」は入浴などで、増やすことが出来るそうですよ
~HSP入浴法~
・42度のお湯に10分間入浴。41度で15分、40度で20分でもOK
※ふたを閉めると効果的。熱くなったら浴槽から出てもかまわない。途中で休んでも良い。
・はじめから無理をせず、徐々に体を慣らしていくことが大切
※とくに血圧が高い人、高齢者、体力のない人などは、決して無理をしない。半身浴にして、40~42度で20~30分を目安に、体に負担がかからないようにすることが大切
・体温が大体1.5度~2度くらい上昇すると、ヒートショックプロテインが増えると考えられている
・入浴後もHSPは増加するので、お湯から出たら素早く体をふき、体を冷やさないようにタオルケットや毛布などを巻き、10~15分間保温する
・非常に汗をかくので、最後に水分補給と着替えをする(入浴剤の利用は保温力を増します)
・入浴から2日後をピークに(ピーク時には個人差があるそうです)、1~3日間増加し、1週間後には元に戻る
・4~5週間続けると慣れが出てきて、HSPが下がってくることもある
また毎日行うと体が慣れてしまい、ショックと感じなくなってしまう為にHSPの分泌が悪くなるので、普段は40度弱のぬるめのお風呂にゆっくり入り、
週2回程度が有効なようです。
寒い冬の到来で風邪を引かないためにも、毎日の入浴で免疫力を上げましょう
第一人者:「ヒートショックプロテインがあなたを健康にする」著者/愛知医科大学:伊藤要子先生の本もご参考に。
興味のある方は、お試しあれ
shimu