2013.01.09
お休みの最終日に書家の「紫舟」さんが、奈良東大寺の大仏殿にて書き初めをされている番組を観ました。「情熱大陸」という番組です。
そこには『人人人』という文字を書かれていました。タイトルは『人とともに』だそうです。
「紫舟」さんの書は二次元の世界である書を三次元に表現し、その文字にスポットライトを当て、その影で気持ちを表現するなど、今までにない表現をされており、いたく感動しました。
「紫舟」さんは小学校の時から書道をたしなみ、一時会社に勤められたものの、忙殺される生活から一発奮起して書家となられました。
作品を書かれるときは幾重も練習を重ねられ、何十種類もの書の形を作られます。
昨年より私が始めた筆ペン講座の「mikako」先生もそうですが、この「紫舟」さんも『書道で生きる』と決めて出発されています。
ご両親のインタビューを聞いても、「上手いとは思わない」と謙虚におっしゃっておられましたが、それでも『みんなの心を掴んで離さない書』であることは事実です。
いわゆる一般的な「書」からアートスティックな「書」へ。
紫舟さんは、世界に通用する『アートな書』を創作し続けています。
『願えば叶う』
いくつになっても諦めずに、私も夢を描いて行きたいと思います。
shimu