2013.01.29
仕事納めや新年会の時などに、我が社でもよく『手締め』をするのですが、この『手締め』について自分はよく知らないことに気づきました
酉の市の時には良く『手締め』をしている光景を見て、『威勢が良くていいな~』などと思ってはいましたが、その意味について考えたことは有りませんでした。
この『手締め』には、意味があるようです。全国の標準は、『浅草の三社祭』の型だそうです。
各地にいろいろな打ち方があるが、大きくは江戸(東京)型と大坂(大阪)型に分かれる。全国的に知られているのが江戸型のリズムの速い「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン」(3・3・3・1)である。
これを1回やるのが「一本締め」、3回繰り返すのを「三本締め」という。
最近よくやる「よおー、ポン」は、「一丁締め(いっちょうじめ)」と呼び、正式な場で「一丁締め」をやると白い目で見られる。
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャンとやるのは、「三が三つで九」「それにもう一つのシャン」を入れ、九に点を加えることで漢字の「丸」となり、「すべて丸くおさまる」という意味になる。
「手締め」は、いろいろの行事がトラブルもなく無事終了したことの締め括りとして行われるのが一般的である。「四方八方(または三方四方=諸方)丸く納めましょう」という願い、「めでたく無事に納まりました」と礼を込めて打つのである。
~手締めの作法~より
のだそうです。
『手締め』には、こんな意味があったのですね~
ちなみに先週の新年会の最後は、『三本締め』で締めましたので、すべて丸く収まりました
shimu