2013.01.30
昨日の『手締めの意味』から、更に『手締めのルーツ』についても調べてみました
起源は神社における「拍手(かしわで)」という説がある。
天照大神から出雲の国を譲るように言われた大国主命(おおくにぬしのみこと)は、そのことを長男の事大主神(ことしろのみこと)に伝えると、拍手(かしわで=柏手)を打って承知したと古事記「国譲りの神話」のなかに記してある。
魏志倭人伝(ぎしわじんでん)には、倭人(後の日本人)は身分の高い人に対し手を打ち跪いて拝礼をしていたと記されており、当時は神に対してだけでなく人に対しても拍手を打っていたようである。
また古代人は相手に対して、手に武器を持っていないことを示すために拍手を打って、敬意をあらわしたといわれている。
柏手を打つことが物事が落着することになり、柏手を打つ ー 手を打つ ー 手締めとなったようで、手締めのルーツは事大主神とされているそうです。「手を打つ」は現代用語でも決着の意味です。
~手締めの研究~ ~手締めの作法~ より
起源は諸説あるようですが、そのルーツは『古事記』にまで遡るものでした
『拍手』は古代より現代に至るまで、脈脈と受け繋げられて来たのですね
ちなみに・・・三本締めと一本締めの違いは・・・
「三本締め」の場合、一本目は主催者に、二本目は来賓・来客に、三本目はこの行事そのものに対する意味をもっているそうです。(三本目は「その場に参加できなかった人に向けて」とも言われています。)
「一本締め」は、三本だと長いから省略した形です。
昨日のブログに質問が来ましたので、追記させて頂きます
shimu