2013.02.15
昨年はスキルアップ研修として、『プレゼンテーション基本セミナー』と『分かりやすく説明する技術』という講座(産業能率大学)を受講させて頂きました。
このスキルアップ研修は、大勢の方や見知らぬ人の前に立って話すことが苦手な私にとって、とても有意義な研修となりました
人前でプレゼンテーションする場合も、上司との報連相も、いわゆるコミュニケーションの方法で、場面場面により自分の思っている事を相手に効果的に『伝える技術』というものが存在します。
例えばこのようなものです。
・PREP法・・・ポイント→理由→具体例→ポイント
最初に報告のポイントを伝え、次にその理由を述べる。わかりやすくするために具体例を挙げ、最後に念押しで再度ポイントを告げてまとめる方法。
・SDS法・・・全体要約→詳細→まとめ
プレゼンテーションのように時間をじっくりかけて相手を説得したい場合などに効果的 で、3回も同じことを伝えていることがわかる。ストーリー重視に向いている。
・DESC法・・・状況・事実の描写→意見→提案する→提案の結論の提示
相手の意見をひっくり返したり、否定したりするのではなく、相手の示した懸念、課題を認め、そのうえで解決策を示しながら、相手の利益や会社の利益につなげていく。
米国のある調査によれば、経営トップ1500人に「なぜ成功できたのか」と質問したところ、「コミュニケーションを勉強したから」との回答が実に72%に上ったそうです。 (PRESIDENT Online
)ビジネスにおいてのコミュニケーションは、必要不可欠なものです。
自分の意見を理解して貰うだけでなく、相手を味方にしてしまう方法がRBWA法だといいます。
・RBWA法・・・Report by walking around 歩きながらの報告
エレベーターや廊下など歩きながら手短に言葉を交わすだけでもいい 。 この積み重ねが味方をつくることになる 。
接触の頻度を高めて相手との関係を深めるときに役立つ。業務に限らず、プライベートな会話にもうってつけだ。
注意すべきは、相手の出した結論に従うというのが、相談の大前提だということ。人間関係づくりの一環としての相談は、子供の進路などの重要事項ではなく、週末に行くレストランの相談など、どうでもいいことに限定すべきだ。 (PRESIDENT Online
)
この小さな積み重ねが、相手を味方に付けることになります。
コミュニケーションには『会わないと合わなくなる法則』というのが存在し、アメリカの心理学者ザイアンスによると、人間関係は接触頻度が多いほどよくなり、少なければ悪化するのだそうです。 (PRESIDENT Online
)
確かに何を考えているか分からない人より、いろいろな話をしてくれる相手の方がやっぱり好意的に見てしまいますよね
ビジネスにおいても日常生活においてもコミュニケーションは、人間関係を円滑に進めていく上での大切なものなのですね
shimu