2014.03.18
春のお彼岸の時期ですね。
和菓子を愛してやまない私としましては、
お彼岸と言えば 『ぼたもち』
・・・これが真っ先に思い浮かぶわけでして
ぼたもちと言えば、季節によって呼び名が変わるのはご存じでしたか?
有名なのは『ぼたもち』と『おはぎ』の違いですよね。
春が『ぼたもち』 秋が『おはぎ』
実は夏と冬でも異なる呼び名が存在するそうです。
そこで、季節ごとの呼び名とその由来をご紹介します
春 牡丹餅
牡丹の花が咲く季節、すなわち春の彼岸に、神仏や先祖への供物とされた小豆あんの様子を、牡丹の花に見立てたことから。
夏 夜船
ぼたもちは、もちと作り方が異なるため、「ペッタン、ペッタン」のような音を出さずに作ることができる。だから、隣に住む人には、いつ搗(つ)いたのか分からない。そこで、
「搗き知らず」→「着き知らず」
と言葉遊びをして、夜は暗くて船がいつ着いたのかわからないことから。
秋 御萩
牡丹餅と同じく、小豆あんの様子を秋の彼岸の時期に咲く萩の花に見立てたことから。
冬 北窓
夜船と同じように、
「搗き知らず」→「月知らず」
と言葉遊びをして、月を知らない、つまり月が見えないのは北側の窓だ、ということから。
~ウィキペディアより~
こうしてみると、和菓子・・・というより、日本の言葉は奥が深くておもしろいな~と
ぼたもちを頬張りながら、そんな事を思ったある春の日でした
ごちそうさまでした
koji