2015.01.17
『ドアのノックは2回だとトイレなので、部屋に入るときは3回がいいんだよ。』
ある日会社の人に言われて、それ以来部屋に入るときは、ノック3回で入るようにしています。
ご存知でしたか
そこで本当にそうなのか調べてみたところ・・・
文化や宗教の違う人々がいる中でスムーズにコミュニケーションがとれるよう定められた世界共通の
マナーがあり、これを「プロトコールマナー(国際基準マナー)」と言います。
このプロトコールマナーによれば、2回は「トイレノック」と言われ、トイレの個室に人が入っているか
どうかを確認するときのものとされています。
そして3回は恋人や家族など親しい相手の時の「プライベートノック」、そして4回が正式の場での
ノックとなっています。
えっ?正式は4回??
実際のところ、引き戸の家が多かった日本の文化的背景から、日本人はノックの習慣に馴染みがうすく、
このようなマナーはオフィスなどでドアをノックする際のビジネスマナーとしてから認識されるように
なっています。
そのため、何度もドアを叩く長いノックは「うるさい」という印象を与えてしまいがち。
その際には4回続けて叩くのではなく軽く「コンコンッ。コンコンッ」と間を区切りながらノックをすると
聴こえ方が変わりスマートな感じになります。
もし4回のノックに抵抗がある方は、日本ではビジネスの場合においては3回に省略してもよいと
されているので、まずは3回ノックを心がけてみましょう。
日本では、ノック3回でも良いようでした
ノックを4回にするのか、3回にするのかは、会社の雰囲気などにもよりそうですね。
shimu