2020.06.03
雨漏りや建物の傷みにつながる屋根の劣化。
大切な自宅を長持ちさせるためにも定期的に点検が必要です。
この機会に自宅の屋根を見てみましょう。
まずチェックしたいのが「色あせ」です。
色あせは、紫外線や雨風によって塗料が劣化し、防水機能が低下し始めているサインです。
防水機能が低下すると屋根材は水を含みやすくなり、コケや藻、カビが生えてきて劣化します。
水を含んだ屋根は冬場に凍結し、春先などに乾燥、といった膨張と収縮を繰り返すと屋根材の割れや反りに繋がり雨漏りする原因になります。
左のコケの生えてしまったお客様は実際に雨漏りし、屋根裏を確認したら下の写真の様に腐れがありました。
こうなってしまうと屋根を剥がし下地から交換しなくてはならないため、屋根のメンテナンスは早めに考えていった方が良いでしょう。
基本的に塗装の必要のない瓦でも割れやずれがあると雨漏りの原因になります。
特に地震や強風のあとは注意して見ましょう。
雨漏りの原因で見落としがちなのが「雨樋」の排水不良です。落ち葉などのゴミ詰まりや大雨・強風・大雪のあとは建物を一周見渡してみましょう。
屋根のメンテナンスはスレート屋根・金属屋根、セメント瓦なら10年毎を目安に検討していきましょう。
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