2025.04.26
昨今、当たり前のように温水洗浄便座が使われていますが、各メーカーが色々な所にこだわって作っているのをご存じですか?
今回は特に「ノズル」に着目して、トイレ3大メーカーの「TOTO」、「LIXIL」、「Panasonic」の温水洗浄便座のノズルの比較をしてみたいと思います
TOTOは1本のノズルでおしり洗浄とビデ洗浄を切り替えて使用します。
TOTOがこだわっているのはノズルを清潔に保つこと。
ノズルの角度が43度になっており、おしりを洗った後の水がノズルにかかりにくい最適な角度となっています。
また、使用前後に水でノズルを洗浄するセルフクリーン機能に加え、使用後にTOTOのクリーン技術「きれい除菌水」でノズルの外側・内側を洗浄、除菌します。
使用していない時にも定期的に次亜塩素酸を含む「きれい除菌水」でノズルを洗浄するため、清潔な状態を長持ちさせます。
LIXILはノズルが2本あり、1本はおしり専用、もう1本はビデ専用となっています。
デリケートゾーンをおしり洗浄と同じノズルで洗うことに抵抗感がある方も安心して使うことが出来ます。
ビデ専用ノズルはたくさんの穴から空気を含んだ泡沫水を出すなど、やさしい洗い心地にこだわっています。
また、お掃除の際、汚れが気になる時はノズルの先端部分だけを取り外してしっかり洗うことが出来ます。
Panasonicはノズル本体は1本ですが、内部でおしり用とビデ用の洗浄口が切り替わり、使わない洗浄口をしっかり保護しています。
フルステンレス製で、継ぎ目がなく汚れにも強いため、簡単なお手入れでキレイが長持ちします。
また、ノズルの位置や水圧などを調節し、最大45通りの洗浄が出来ます。(対応機種のみ)
いかがですか?ノズルだけでも各メーカーでこれだけの違いがあり、こだわりを持って作っています
トイレのリフォーム等をお考えの際は、ぜひ細かい部分まで比べて、ご自身のお気に入りを見つけてみてくださいね
K.E