2025.10.22

寒い季節になると、「お風呂に入るのが億劫になる…」「浴室に入った瞬間の冷気がつらい」そんなお悩みはありませんか?
実は、古いお風呂ほど寒さを感じやすい構造になっています。放っておくと、ヒートショックなどの健康リスクにつながることも。
今回は、すぐできる寒さ対策と、根本から解決するためのリフォーム方法をご紹介します。
まずは、お風呂が寒くなる主な原因を見てみましょう。
・浴室の断熱性が低い
・壁や床、天井がタイルやコンクリートで冷えやすい
・脱衣所との温度差が大きい
・換気扇から冷気が入りやすい
古い浴室(特に在来工法のお風呂)は、断熱材がほとんど入っていない場合もあり、冬場はどうしても冷え込みます。
リフォームをする前に、まずは今日からできる寒さ対策をチェックしてみましょう。
①浴室をあらかじめ温める
入浴前にシャワーで床や壁にお湯をかけるだけでも、体感温度が大きく変わります。
さらに、浴室暖房機やポータブルヒーターを使えば、短時間で暖かい空間に。
②脱衣所を暖める
お風呂から出た瞬間の寒さを防ぐには、脱衣所も重要です。
セラミックヒーターやパネルヒーターを設置することで、温度差を小さくできます。
③お湯の温度を少し上げる
冬はお湯の温度を2〜3℃高めに設定しておくのもおすすめです。
ただし、高齢者の方がいる家庭では熱すぎないよう注意しましょう。
④風呂フタをこまめに閉める
入浴中に家族が続く場合、フタをこまめに閉めることでお湯の保温効果がぐんと上がります。
保温シートを併用するとさらに効果的です。
⑤浴槽や床に保温グッズをプラス
100円ショップなどで手に入る断熱マットや保温シートも意外と効果があります。
手軽に試せる方法として人気です。
部分的な対策でも寒さが改善しない場合は、思い切って浴室リフォームを検討しましょう。
近年のユニットバスは、断熱性能・保温性・お手入れのしやすさが格段に進化しています。
・浴室まるごと断熱構造で、冷めにくく暖かい
・保温浴槽でお湯が長持ち
・ヒヤッとしない床材で快適
・浴室暖房乾燥機付きで冬もポカポカ
リフォームするだけで、「入るのが楽しみになるお風呂時間」に変わります。
最新のユニットバスは、「断熱・保温・暖房」の機能が大きく進化しています。
各主要メーカーが、冬でも快適にお風呂時間を過ごせるようこだわり、様々な機能を追求しています!
一般的な費用の目安は次のとおりです。
| リフォーム内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| ユニットバスへの交換 | 約80〜150万円 |
| 浴室暖房乾燥機の追加 | 約10〜20万円 |
| 脱衣所との断熱改修 | 約10万円前後 |
※価格は目安です。工事内容や使用する設備によって異なります。
1.冬でも快適に入浴できる
2.ヒートショックのリスク軽減
3.光熱費の節約にもつながる
お風呂は毎日使う場所だからこそ、快適さと安全性を重視したいですね。
寒いお風呂は、ちょっとした工夫で改善できますが、「浴室が古い」「タイル張りで冷たい」「脱衣所との温度差が大きい」といった場合は、リフォームが一番の解決策です。断熱性・保温性に優れた最新のお風呂で、寒い冬でも快適なバスタイムを過ごしましょう。
「うちのお風呂、そろそろリフォームしたほうがいいかも…」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。ご予算やご希望に合わせて、最適な浴室プランをご提案いたします!
K.E