2012.11.12
先週アップした『ふじ君の豆知識』の記事を読んでくださった方から、こんな質問がありました。
「フローリングより畳の方が柔らかいよね?畳にベッドじゃいけないの?」
はい、そうですね 畳にベッドも有りだと思います
そこで、またまた調べてみました
~畳の利点・欠点~
・畳は断熱性、柔軟性、弾力に富み、夏は涼しく、冬は暖かくする効果がある
・日本の文化の一つであるので、高齢者は畳を好む
・這いながら移動できる人には畳の方が良い
・ベッドを置くと畳が傷む
・畳はへりにつまづきやすく、立ち上がりがしにくいため、転倒につながる
・車いすの場合、車輪が畳に沈んでしまう
~フローリングの利点・欠点~
・掃除がしやすい
・車いすにも対応できる
・フローリングは高齢者になじみが少ない
・スベリを考慮しなければならない
畳の床にベッド、フローリングの床にベッド共に、それぞれ利点・欠点はあります。
高齢者の方にとっては、畳が一番と考えられている方も多いと思います。
しかし高齢者の方が要介護になった場合には、介護される方ばかりでなく、介護する方の負担も考えなければいけません。
汚してしまった場合の掃除の手間や、万が一車いすが必要となってしまった場合にはどうでしょうか?
床のクッション性を考えるとやっぱり畳がいいようですが、床下地や構造もかなり影響するようです
衝撃吸収性に配慮している
体育館の床などを例に考えても分かるとおり、内装材である床材よりも、下地や構造材のほうが衝撃吸収性への影響が大きいというのです。
床にベッド、畳にベッド、それぞれ良い点がありますから、各ご家庭にマッチした方法をチョイスされたらいいのではと思いました
shimu