2012.11.09
ちょとした工夫で、高齢者の方の日常生活が楽になるとともに介護もしやすくなります。
●畳の床をフローリング床に張り替える
設置理由・効果:フローリングにしベッドを使用することにより、高齢者の方の足腰の負担を軽減する
●転倒や失禁の対策として、寝室にポータブルトイレを設置する
設置理由・効果:便所が遠く、移動が間に合わない
脳血管障害や脊椎損傷により歩行が困難
心臓疾患や高血圧により、寒い場所への移動が困難 など
~彩の国さいたま 高齢者の住まいの相談対応の手引き~より
先日のブログにも書いたように、寝返りも打てない、起き上がるのも大変な腰痛を体験したのですが、その時ほどベッドだったら・・・と思った事は有りません。
ベッドなら、とりあえず捕まれるところがある、上半身を起こし足を落とせば腰掛けた姿勢になれるのです。
床に座った状態から立ち上がるのに対し、ベッドから腰掛けた状態から立ち上がる方が、当然ラクです。
いくつになっても健康で元気に過ごせる事に超したことはありませんが、これからはデザイン性などだけでなく、将来を見据えてチョイスする視点も忘れないようにしていきたいですね。
以上で、介護保険活用の介護リフォームについてのご紹介は終了します。
次回からは、介護保険対象外になるけれど、今後に備えこんなリフォームをするといいですよというご紹介をしたいと思います。
インテリアコーディネーター・福祉住環境コーディネーター
shimura