2013.02.06
総務省「国政調査」によると、日本の高齢化は2040年には35%を超える勢いで進んでいるようです
これは、世界でも類を見ないペースです
超高齢化社会になって重要なのは、ご高齢者お一人お一人が健康で元気に過ごされる事だと思います
リフォームという点で考えると、たとえば断熱性能を向上させた場合、有病率は顕著に改善されるそうで、アトピー性皮膚炎は8.6%が3.6%に、気管支ぜんそくが7.0%が2.1%に、心疾患は2.0%が0.4%に改善されるというのです。(伊香賀俊治教授他、健康維持がもたらす間接的便益を考慮した住宅断熱の投資評価より)
また、ヒートショックによる事故を防げる率も高まります。
病気にならないと言うことは、医療費も掛からないので、家計にも引いては国の医療費など公的負担にも優しくなりますね
年齢による身体機能の低下は、致し方のないことです。
ご高齢の方にとっては、上記のように断熱性能を上げたり、バリアフリーやユニバーサルデザインの改修工事をすることで、いくつになっても自分の目で見て、自分の足で歩くことができる、寝たきりではなく動くことができるのが何より幸せなのではないでしょうか。
『健康で長生き』
『健康のためのリフォーム』は、長寿大国日本にとってこれからは必要不可欠なものだと思います
shimu