2013.04.22
『いづれあやめかかきつばた』
5月の節句の頃になると、こんな言葉を思い出します。
意味は『どちらも優れていて選択に迷うこと』 です。
“あやめ”も“しょうぶ”も“かきつばた”も似て非なるもの。
その違いを、皆さんはご存じでしょうか
まずは、なぜひらがなで書いているか・・・
“あやめ”も“しょうぶ”も同じ『菖蒲』と書くのですよね。
ただこの“しょうぶ”は、端午の節句に入る『菖蒲湯』に入れられる『葉菖蒲』のことで、
実際に花を付けるものは『花菖蒲』と言います。
ということは、3種類の見分け方があるという事ですね。
一番簡単な見分け方としては、
菖蒲(あやめ)・・・花弁の弁元に網目状の模様がある
杜若(かきつばた)・・・花弁の弁元に白い目型模様がある
花菖蒲(はなしょうぶ)・・・花弁の弁元に黄色い目型模様がある
だそうです。
なるほど、花の弁元を見れば、一目瞭然なんですね。
それにしても、どの花も美しい
本当に『何れ菖蒲か杜若』です
shimu