2011.11.08
Q.汲み取り清掃したばかりでも、保守点検は必要ですか?
A.浄化槽清掃直後は槽内の状態(微生物の働き)がまだ不安定な為、浄化槽の機能が十分に発揮できない場合が多いのです。また衛生害虫も非常に発生しやすい状態となります。
従って、浄化槽清掃直後であっても浄化槽の保守点検は重要となります。
「浄化槽の清掃」(汲み取り)は槽内の汚泥の引き抜きを行い、槽内の清掃を行う作業であり、保守点検の目的とは異なります。
「浄化槽の保守点検」では通常、
・処理水の簡易水質検査
・消毒薬の補充及び、滅菌状況の検査
・流入管渠(りゅうにゅうかんきょ)及び、放流管渠(ほうりゅうかんきょ)の状態確認(スライム付着等)
・浄化槽の設備、機器類の点検(ブロワーや槽内設備等)
・衛生害虫発生状況確認及びその処置
・その他の浄化槽の機能を正常に保つための処置及び提案等を行っています。
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