2020.09.07
台風やゲリラ豪雨は浄化槽におおきな被害を及ぼします。
1.槽内の水位上昇による浄化槽の破損
2.逆流によるマンホール蓋の外れ
3.水没によるブロワーの破損や漏電
4.雷の影響によるブロワーの故障
1.側溝からの逆流を防ぐため、逆流防止弁を取り付ける
浄化槽内の水位上昇や、マンホールの蓋の外れ防止になります。
但し、家の中から流した水は浄化槽内に溜まっていきますので、道路の水が引くまでは水道の使用量を抑えることも必要です。
■取り付けする際の注意点
弁の向きに気を付けて下さい。逆に付けると浄化槽の水が流れなくなります。
取り付けをご希望のお客様は、当社にご連絡頂くか浄化槽担当者へご相談下さい。
2.一時的にブロワーを取り外し、宅内に避難させる
一時的にブロワーを取り外すことは緊急対応として非常に有効です。
2~3日程度であれば、浄化槽内の酸素が全くなくなるわけではありません。台風などが去った後、速やかに戻して下さい。
■取り外す際の注意点
地面から出ている配管に土などが入らないように、テープやビニール袋でしっかりフタをして下さい。
ご自分でブロワーを取り外して、再度設置した場合は当社にご連絡頂ければ作動状況の確認にお伺いします。
豪雨災害が増加しているので、大きな被害にならないように対策してみて下さい。
■関連記事
浄化槽維持管理について詳しくはこちら
浄化槽保守点検の動画はこちら